Visual COBOL/Enterprise Developer 3.0 Patch Update 9 の障害改修

注: 製品の更新は、不定期更新のバージョン番号が更新されるメジャーリリースと、それをベースとするお客様案件の改修用の更新(一部内部検出の更新も含まれる)があり、この改修用の更新を Patch Update と呼びます。

最新リリースの Patch Update には過去の Patch Update のすべての改修が含まれています。

バージョン 3.0 の Patch Update 9 の障害改修

このページは、バージョン 3.0 の Patch Update 9 の障害改修を記載するものです。

Patch Update のインストール方法は、 Visual COBOL/Enterprise Developer Patch Update のインストール方法 に記載されている内容をご参照ください。

バージョン 3.0 の Patch Update 9 の障害改修は次の通りです。

Visual COBOL 製品

#24322
imtkmake コマンドで EJB の生成をする際、LINKAGE SECTION の引数項目の項目名に全角ダッシュ(―) が含まれる場合に「実行時エラー 115 予測しない信号を検出した (シグナル 6)」が発生する不具合の改修。

Enterprise Developer 製品

#23940
Enterprise Server において 3270 エミュレータのプリンタセッションが障害等により切断された後に再接続できない場合、ESMAC の [Clients] を開き該当のプリンタセッションを停止させて再接続を可能にする改修。
#23940
TN3270 リスナーの Timeout オプション(受信アイドルタイムアウト)がプリンタセッションでは無効である不具合(Enterprise Server 上の 3270 エミュレータのプリンタセッションが障害等により切断した後、再接続できない不具合の調査の際に判明したもの)を回避するため、TN3270 リスナーのタイムアウト設定において「Printers time out」および「Output resets timeout」オプションを追加する改修。(Printers time out=yes の設定により端末セッションだけでなく、プリンタセッションのタイムアウトが有効になり、さらに Output resets timeout=yes の設定により直近の I/O 処理からタイムアウトの設定値に達した場合にのみタイムアウトとなる改修。)
#24257
COBOL CICS プログラムにおいて1個のマップセット内に3個のマップを定義している BMS マップを、SEND MAP(「PAGING」指定有り)を分割送信するとき、端末定義で PROGSYMBOLS(YES) を指定している場合の ASCII/EBCDIC 変換処理の誤りにより、次回トランザクションの RECEIVE で受信データが化ける不具合の改修。
#24314
casrdtup の PCT インポートにおいて PA キー用の定義「x'6effffff'」が切捨てになり「x'6effff00'」になる不具合の改修。
#24315
casrdtup の PCT インポートにおいて PA キー用の定義がある場合、Name の右のゴミメッセージが表示される不具合の改修。
#24322
imtkmake コマンドで EJB の生成をする際、LINKAGE SECTION の引数項目の項目名に全角ダッシュ(―) が含まれる場合に「実行時エラー 115 予測しない信号を検出した (シグナル 6)」が発生する不具合の改修。

バージョン 3.0 Patch Update 7 以降の重要な変更 - Visual COBOL 製品 / Enterprise Developer 製品共通

Enterprise Server

Enterprise Server の ESMAC の MQ ページは、新しいセキュリティ リソース MQL によって制御されるようになりました。 これにより、ユーザー アクセスの制限または許可が可能になります。

'MQL*' は新しいリソースで、'PCT*' や 'XAT*' などの既存リソースと同様に、MFESMAC 配下に追加する必要があります。

以下は、LDAP リポジトリのエクスポート例です:

******************************
# Sample security definitions for ESMAC MQ Listeners/Writers pages
#######################
###### MQL* ##
#######################
dn: CN=MQL*,CN=MFESMAC,CN=Enterprise Server Resources,CN=Micro
Focus,CN=Program Data,DC=X
changetype: add
cn: MQL*
objectClass: microfocus-MFDS-Resource
microfocus-MFDS-Resource-Class: MFESMAC
microfocus-MFDS-Resource-ACE: allow:SYSADM group:alter
microfocus-MFDS-Resource-ACE: deny:*:execute
microfocus-MFDS-UID: mfuid
#description: Allow full access any ESMAC MQ Listeners/Writers Screen
******************************

バージョン 3.0 の以前の Patch Update の障害改修

免責条項

本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

Micro Focus は登録商標です。

Copyright © Micro Focus IP Development Limited 1984-2018. All rights reserved.